アンバランス


つまずいて立ち上がれない人を　無表情で踏みつけるような
目を背けたくなる嫌な話　そんなもの幾らでも転がってる

いっそ何も感じなければ　それも安定と呼べるのだろうか？

『見たくもないし　聞きたくもない』　何も知らずに生きられたなら
どんなに楽か僕は知らないが　そう思うなら話は終わりだ


手を差し伸べることは容易いが　体裁を取り繕っても
その裏の歪んだ好意なら　見分けるまでもなく見え透いてる

お前に何が出来るのかって？　そんなの僕が訊きたいくらいだ

用意できる答えなどない　死ぬまでに見つかりゃそれで本望だ
僕は叫ぶ　そのエネルギーで　まるで不安定な揺れる衝動で


いっそ何も感じなければ　それも安定と呼べるのだろうか？

『見たくもないし　聞きたくもない』　何も知らずに生きられたなら
どんなに楽か・・・わかるはずもない　そんなものには興味などない

苦心の果てに掴んだものが　鈍くも確かな光を放つ
僕は叫ぶ　そのエネルギーで　まるで不安定な揺れる衝動で